●ケナフを育てて紙を漉いてみます。

ケナフは半年で３ｍ位の高さに育ち、二酸化炭素の吸収が多く（地球温暖化対策に良い？）、その繊維は紙漉きにも適している（森林保護に通じる？）そうです。

ケナフの種は、ケナフの会 http://www.kyosai.or.jp/~kenaf/ から分けて頂きました。 （一袋20数粒を100円程。申込み方法は、「ケナフの育て方 http://www.kyosai.or.jp/~kenaf/iku.html／ケナフの会」に有ります。）

ケナフの繊維は強固で、工業的な紙漉きには実はあまり向かないらしいですね。

以下、とりあえず観察日記です。当地は列島の真中辺り、山梨県は富士川沿いの山の中です。

ケナフ観察日記　１９９９

★1999.09.29(水)晴。黄色い花がひとつ咲きました。

花の咲いたのは背丈２ｍくらいのです。

上 中 下 葉っぱの形が違うんですね。

更新の間隔があきましたが、生育の差がはっきりしています。 プランタで良い土で育てたのは高さ２ｍを越えました。太さは直径２ｃｍ位（広いとこへ移植しないと）。 庭の硬い土の所は１ｍちょっと。 日陰のは３０ｃｍ位で もやしっこ。

庭のはやっと７〜８ｃｍくらいかな。プランタのは５つ位しか芽が出なかった。

発芽率が思ったほど良くない（１／３〜１／４）ので、残しておいた種３０粒ほども、５〜６時間ほど水につけてからプランタに蒔く。

それでも少しづつ双葉が力強く育ってきているみたい。朝夕たっぷり水をやる。関東以西は今日が梅雨入りとのこと。明日は雨かな。

双葉は目立った変化無し。
ところで、全体にまいた種のうち、発芽は３割位。 半数は最初から芽が出ず、幾つかは植えた場所が合わなかったのか？ （水分不足？、土が固かったか？）

出てきたでてきた。昨日位から双葉が芽を出しているようだ。

今朝、庭の草取りを少々し、約２０ｃｍ間隔、深さ２ｃｍ見当の穴に 発芽したのとしてないのを組にして２粒づつ埋めました。根が広がるほど 大きく育つそうだが、もっと耕せば良かったか？
ケナフの種は１穴に２、３粒づつが良いらしい。

昨日、今日と早起きできず、未だ種をまかずにいましたら 小皿のなかで半数ほど芽が出ていました。 明日の朝こそ庭にまきましょう。
水に浮かぶ種は皮を破る力が弱いとのこと。発芽後に埋めても良いらしい。

明日の予想気温は最高28℃／最低18℃位で、４，５日のあいだ晴れるようなので、明朝庭にまきましょう。 夜寝る前に、40数粒を水に浸す。 浮かぶ種はダメなんだそうだが、半分以上浮いてるよ。 空気の泡がつき浮いているようなので指でかき回してみたら、皆沈んだので良しとしよう。
ケナフは気温20℃以上で発芽、５月前後が蒔きごろとのこと。